- 共働きで作り置きが続かない4つの理由
- 週末を潰さずに作り置きを続けるコツ
- 自分で作るか、作り置きを宅食に頼るかの判断基準
平日の夕食準備を少しでもラクにしたくて、週末の作り置きを始め方は多いのではないでしょうか。
ただ、いざやってみると「思ったより週末の時間が潰れる」「同じ味に飽きる」といった悩みも出てきます。

週末の作り置き、結局続かない…このやり方でいいのかな?



続かない理由と続けるコツ、そして「宅食」という選択肢まで整理したよ!
週末の時間がまるごと料理で潰れる、日持ちするおかずのレパートリーが少なくて飽きる、夏場は日持ちが不安になる。作り置きを始めてみて初めて気づく悩みが意外と多いですよね。
共働き家庭の作り置きは「全部自分で作る」以外の方法もあります。結論だけ先にお伝えすると、以下の3パターンで考えると決めやすくなります。
- 週末の休息を優先したいなら 作り置きを宅食に任せる
- 食費を抑えるのが最優先なら 自分で作る(半自炊で負担を分散)
- 迷うなら 半自炊+週1〜2日だけ宅食を試す
この記事を読めば、今のやり方を改善して続けるか・思い切って別の手段に切り替えるかを、あなた自身の状況から判断できます。ぜひ最後までご覧ください。
共働きで作り置きが続かないのはなぜか
共働き家庭の作り置きがしんどく感じるのは、料理が下手だからでも、根気がないからでもありません。作り置きは、平日の家事を週末の数時間に一気に詰め込むという仕組みであり、負担が集中するからです。
まずは「なぜ続かないのか」を分解して見てみましょう。
作り置きは全ての工程が週末に凝縮される
作り置きは「土日にまとめて作れば平日がラクになる」という発想ですが、実際には平日分の家事を週末に前倒ししているだけとも言えます。
具体的には、次の4つの作業が週末の1〜2日に集約されることになります。
- 1週間分の献立を考える
- 食材をまとめて買い出しに行く
- 数品を一気に調理する
- 大量の調理器具と容器を片付ける
金曜の夜に「明日こそ作り置きするぞ」と意気込み、土曜の午前は買い出し、午後はキッチンに立ちっぱなし。共働きだと平日に休めない分、貴重な休日がまるごと料理で消えてしまう感覚になりがちです。
これが「しんどい」と感じる原因です。
作り置きが続かないのは意志の弱さではない
作り置きが続かないと、つい「自分の意志が弱いせいだ」と考えてしまうかもしれません。
でも、前述のとおり原因は仕組みの側にあります。平日は仕事でヘトヘトなのに、唯一の休みである週末まで料理に奪われれば、続かないのはむしろ自然なことです。
だからこそ、「頑張り続ける」のではなく「負担の集め方を変える」ことが必要になります。この後の項目で、作り置きが続かない理由をもう少し具体的に見ていきましょう。
共働きの作り置きが続かない4つの理由


共働きの作り置きが続かない理由は、大きく4つに整理できます。どれも「あるある」で、事前に知っておけば対策もしやすくなります。
共働きで作り置きに取り組む人の間では、この4つの悩みがよく挙げられます。
週末が潰れて休息や家族の時間が取れない
一番多いのが、週末の休みが料理の時間で消えてしまうという悩みです。買い出しから調理・片付けまで含めると、週末の半日〜1日が丸ごと作り置きのために取られます。
平日に働き詰めの共働き夫婦にとって、週末は数少ない休息と家族の時間。そこが料理で潰れると、「平日はラクになったけど、休んだ気がしない」という状態になりがちです。
「3週目くらいで力尽きてやめた」という声も少なくありません。
日持ち優先で同じメニューに偏り、家族が飽きる
作り置きはどうしても日持ちを優先する必要があるため、味付けの濃い煮物・きんぴら・焼き物など、いわゆる「保存がきくおかず」に偏りがちです。すると1週間、似たような味が食卓に並びます。
料理を作った本人は達成感があっても、食べる家族は「またこれ?」と感じてしまう。マンネリで家族が箸をつけなくなり、作り置きのモチベーションが下がる、という悪循環に陥りやすいのです。
日持ちは2〜3日が目安で夏場は食中毒リスクも
「まとめて作れば1週間もつ」と思われがちですが、実際はそうではありません。火を通して作り置きしたおかずでも、一般的には2〜3日を目安に食べ切るのが安心とされています。
特に気温と湿度が上がる夏場は、菌が増えやすくリスクが高まります。
厚生労働省は、作り置きを温め直すときは75℃以上でしっかり加熱し、冷蔵庫は10℃以下に保つよう呼びかけています。
農林水産省も、食中毒予防の3原則として「つけない・ふやさない・やっつける」を示しています。作り置きに当てはめると、次のような対策になります。
- つけない
-
清潔な手・調理器具・容器を使う
- ふやさない
-
作ったら小分けにして早く冷まし、10℃以下で保存する
- やっつける
-
食べる前に75℃以上で中心まで温め直す


「たくさん作って何日も食べる」より、「食べ切れる量を数日で回す」ほうが、安全面では理にかなっています。
献立を考える「決断疲れ」は作り置きでも結局残る
作り置きをすれば「毎日献立を考える手間」が消えると期待しがちですが、実際には考えるタイミングが週末に移るだけです。
「今週は何を何品作ろう」「材料が重ならないように」と、まとめて考える分、むしろ一度の負担は大きくなります。
料理で一番疲れるのは、手を動かすことより「何を作るか決めること」だという人は多いです。この決断疲れは、作り置きにしても完全にはなくならないと知っておくと、期待とのギャップで落ち込まずに済みます。
作り置きに限らず、自炊そのものが限界に近づいているなら、「続ける・減らす・手放す」で考える方法もあります。共働きの自炊には限界がある|「続ける・減らす・手放す」の選び方
作り置きを続けるための現実的なコツ


作り置きが続かない理由がわかったところで、「それでも作り置きを続けたい」という人向けに、負担を減らすコツをご紹介します。
ポイントは、頑張って品数を増やすことではなく、「作りすぎない」で回すこと。次の3つを意識すると、週末がまるごと潰れる状態を防ぎやすくなります。
週末2時間・5〜6品に絞り「作りすぎない」
作り置きが負担になる大きな原因は、一度にたくさん作ろうとすることです。10品以上を目指すと半日仕事になり、続けるのがしんどくなるでしょう。
現実的には、週末2時間・5〜6品くらいに絞るのがおすすめです。
たとえば「下味冷凍の主菜3品+日持ちする副菜2品+汁物の具材をカットしておく」といった作り置きなら、品数を欲張らずに平日前半の夕飯をまかなえます。前述のとおり、火を通したおかずでも一般的には冷蔵で2〜3日が目安とされているので、そもそも1週間分を作り置きしないという作戦です。
「平日の前半3日を少しラクにする」くらいの気持ちで十分です。
主菜は下味冷凍、副菜は日持ちする定番に固定する
マンネリと手間を同時に減らすなら、主菜と副菜で作り方を分けるのが効果的です。
- 主菜
-
肉や魚を調味料と一緒に袋へ入れる「下味冷凍」にする。当日は焼くだけ・煮るだけで、味の変化もつけやすい
- 副菜
-
きんぴら・ひじき・和え物など、日持ちしやすい定番を2〜3種類に固定する。取り分けは清潔な箸で行い、和え物など水分の多いものは早めに食べ切る
主菜を冷凍にしておくと、冷蔵の日持ち2〜3日という縛りから外れ、食べる日を選べます。副菜を「いつもの定番」に固定すれば、献立を毎回ゼロから考える決断疲れも軽くなります。
全部を作り置きせず「半自炊」に切り替える
一番現実的なのが、全部を作り置きでまかなおうとしないことです。
副菜だけ作り置きして主菜は当日に焼く、あるいは週の前半だけ作り置きに頼る、といった「半自炊」に切り替えると、週末への負担集中がぐっと和らぎます。
とはいえ、半自炊にしても「今日はもう何も作りたくない」という日は必ず出てきます。そんな日をどう乗り切るかは、手段を決めておくと悩まずに済みます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。 仕事後にご飯を作りたくないのは甘えじゃない|疲れた日の賢い夕食術
作り置きを「宅食に頼る」という選択肢
前述したようなコツを試しても週末の負担が減らない、あるいは「そもそも週末に料理したくない」という場合は、作り置きそのものをサービスに頼るという手もあります。
自分で作らずに、作り置き系の宅食サービスを使うという選択肢です。
作り置き宅食ならレンジ2〜3分で食卓が整う
作り置き系の宅食とは、管理栄養士やシェフが作った冷蔵の出来たてお惣菜を、自宅に届けてくれるサービスのことです。届いたおかずを温めるだけで食卓に並べられます。
献立を考える・買い出し・調理といった作業を、まるごと任せられるのが強みです。
実際に作り置き系の冷蔵宅食を頼んでみたところ、レンジで2〜3分温めるだけで簡単に栄養満点の食事が実現できました。「今日は何にしよう」と考える負担が消えたのが、一番の実感です。
作り置きだとどうしても残ってしまう「決断疲れ」が、宅食を利用すればそもそも発生しないというのが大きな違いです。
作り置きタイプの冷蔵宅食の代表的なサービスに、ツクリオ(旧つくりおき.jp)
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冷蔵宅食は1食800〜900円台
宅食の利用を検討するうえで、気になるのはコストですよね。
実際に頼んだ冷蔵宅食サービスは1食あたり800〜900円台で、夫婦2人・週2日の利用なら月1.5〜2万円前後という試算になりました。
月1.5〜2万円と聞くと高く感じるかもしれません。ただ、これは「週2日分の料理をまるごとお任せする費用」です。
夫婦2人で1食あたり1,600〜1,800円程度。毎回デリバリーや外食で済ませるよりは抑えやすい一方、食材費だけで見れば自炊のほうが安いのも事実です。
あくまで「食事準備の負担をお金で軽くする」ための費用と捉えるとよいでしょう。
宅食のコスト感や、安く使う工夫が気になる方へは、こちらの記事をチェックしてみてください。 宅食は高い?1食あたりの相場と高く感じる理由・安く使うコツ
作り置きタイプの冷蔵宅食が気になった方は、まずお試しや初回割引で1回頼んでみると、味と手軽さがあなたの家庭に合うか判断できますよ。
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※4,000円割引の適用は、初回注文かつ木・金・土受け取りの場合に限ります
判断基準|自分で作る or 宅食に頼る


ここまで「自分で作るコツ」と「宅食に頼る選択肢」の両方を見てきました。では、自分はどちらの方法に寄せればいいのか、迷いますよね。
優先したいものによって、選ぶ方向性は変わります。3つのポイントで整理してみましょう。
| こんな人 | 向いている方法 |
|---|---|
| 週末の休息・家族との時間を最優先したい | 宅食をメインにする |
| 食費を1円でも抑えたい・料理が苦にならない | 自分で作る(半自炊で分散) |
| どちらか決められず迷っている | 半自炊+週1〜2日だけ宅食を試す |
週末の休息を優先したいなら宅食メイン
平日はフルタイムで働き、週末くらいはしっかり休みたい・家族との時間を大事にしたい。そんな共働き夫婦なら、作り置きを宅食に頼る方法が合っています。
食費を重視するなら自炊が有利ですが、週末の休息を優先する家庭では、時間のコストが大きな比重を占めます。
作り置きにかかる買い出しから片付けまでの2〜3時間を休息にあてられるとしたら、月1.5〜2万円前後という宅食の費用も、時間を買う対価として納得しやすいでしょう。
食費を最優先で抑えたいなら「自分で作る」
一方、食費を1円でも抑えたい・料理そのものは苦にならないという場合は、自分で作るほうが合っています。なぜなら、食材費だけで比べれば、宅食より自炊のほうが安く済むからです。
ただし自炊には、食材を余らせて捨てるロス、買い出しにかかる時間、献立を考える負担といった「見えないコスト」もついてきます。自炊時代を振り返ると、この見えないコストは家計簿には出てこない分、見落としがちでした。
食費の安さと、休息や手間のどちらを取るかで判断が変わります。
迷うなら「半自炊+週1〜2日だけ宅食」を試す
「どっちがいいか決められない」という人は、いきなり全部を切り替えないのがおすすめです。まずは半自炊にして、週末に余裕がほしい週だけ、作り置き系の宅食を1〜2日取り入れてみましょう。
この「半自炊+週1〜2日だけ宅食」なら、自炊の食費メリットと、宅食の時短メリットの両方をいいとこ取りできます。
実際に試してみて「もっと宅食を増やしたい」「やっぱり自分で作るほうが合う」とわかったら、比率を調整すれば失敗しにくくなります。
宅食を増やす場合、どの宅食タイプがあなたの家庭に合うかは、生活パターンによって変わります。こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
よくある質問(FAQ)


まとめ:作り置きは「全部自分で」でなくていい
この記事では、共働きで作り置きが続かない理由と続けるコツ、そして作り置きを宅食に頼るという選択肢について整理し、自分で作るか宅食に頼るかの判断基準まで解説しました。
要点を振り返ると、次のとおりです。
- 作り置きが続かない原因は意志ではなく、平日の家事を週末に集中させる仕組みにある
- 作り置きを続けるなら週末2時間・5〜6品に絞り、下味冷凍と定番副菜、半自炊で負担を分散する
- 日持ちは、火を通したおかずでも冷蔵2〜3日が目安とされており、温め直しは75℃以上・冷蔵庫は10℃以下が安全の基本
- 宅食はレンジ2〜3分で献立ごとおまかせでき、1食800〜900円台・夫婦2人週2日で月1.5〜2万円前後が目安
- 週末の休息優先なら宅食、食費最優先なら自炊、迷うなら「半自炊+週1〜2日だけ宅食」から試す
作り置きは「全部自分で作らなければいけない」ものではありません。
まずは半自炊にして、週末の余裕を確保したい週だけ、作り置き系の宅食を1〜2日取り入れてみてください。あなたの家庭に合うバランスが見つかれば、週末と平日の両方にゆとりが生まれますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!








