- 夫婦2人の夕飯がめんどくさい4つの理由と、それぞれの対策
- 品数の基準の決め方と、複数日の分をまとめて作るコツ
- 夫婦2人で実際に食べた、二人暮らし向けの宅食5社
夕方になると、「今日の夕飯、何にしよう」と考え始める。冷蔵庫を開けたら、使い切れなかった野菜が傷みかけている。パートナーが何時に帰ってくるのかも、まだわからない。
夫婦2人の夕飯がめんどくさいと感じるのは、こんな日が続くときですよね。

2人分だけなのに、毎日考えて作るのがしんどい…。
たまには作らない日がほしい!



面倒なのは、2人ならではの理由があるから。
品数の基準と「作らない日」を決めると、ぐっと楽になるよ!
レシピや時短のコツは、探せばいくらでも見つかります。けれど、子どものいない夫婦2人の家で「夜ご飯をどこまで簡単にしていいか」「宅食は何人前を買えばいいか」を決める材料は、なかなか見つかりません。
そこでこの記事では、夫婦2人暮らしで毎日夕飯を作っている私が、楽にするコツをまとめました。
結論からお伝えすると、夫婦2人の夕飯は、次の2つを決めておくと楽になります。
- 品数の基準:「何をそろえれば1食とするか」を夫婦2人で決めておく(わが家の場合は主菜・副菜・汁物)
- 作らない日:週に1日からでも、宅食に任せる日をつくる
本記事では、めんどくさい理由から、品数の基準の決め方、二人暮らし向けの宅食まで詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
夫婦2人の夕飯がめんどくさい4つの理由


夫婦2人の夕飯がめんどくさいのは、やる気や手際の問題ではありません。2人暮らしでも負担が減らない理由が、4つあります。
4つの理由と、それぞれの対策は次のとおりです。
- 献立を決める手間は人数で減らない 品数の基準を決める
- 食材や宅食の売り単位が2人分に合わない 煮込み料理は多めに作って回す/量を2人に合わせられる宅食を選ぶ
- 帰宅時間がずれると手間が2回になる 温め直しに向いている料理にする
- 献立を考える役割が片方に偏る 作らない日は、おまかせで届く宅食に任せる
ここではまず、4つの理由について詳しく見ていきます。
献立を決める手間はどんな人数でも同じ
夕飯の献立を決める回数は、食べる人数に関係なく1日1回です。二人暮らしだからといって、決める手間が半分になるわけではありません。
主菜を何にするか。家にある食材で足りるか。昨日と重ならないか。
作る量が少なくても、考える項目は3人以上の世帯の夕飯とほぼ同じ数だけあります。
わが家も、夕飯の献立は当日の夕方に決めることが多いです。毎日その時間になると、これらのことを考えながら判断する必要があります。
私自身、冷蔵の宅食を試したときに実感した一番大きなメリットは、「今日は何にしよう」と考える負担が消えたことでした。
小さな決断が1日に何度も重なると、調理する前に疲れてしまいます。この「決断疲れ」について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
スーパーの食材や宅食プランの単位が2人分に合わない
2人分の量が半端になるのは、買い物や段取りが下手だからではありません。売られている単位が、そもそも2人分ちょうどに作られていないからです。
- スーパーの食材
-
キャベツ1玉や大根1本、肉のパックは、2人の1回分より多い
- 宅食のプラン
-
「◯人前」を選べるサービスには、2人ちょうどのプランがなかったり、あっても1人前あたりの料金が割高だったりするものがある
その結果、食材を余らせるか、割高な少量を選ぶかの二択を迫られます。
わが家でも、舞茸にカビが生えたり、玉ねぎが腐ったり、じゃがいもの芽が伸び放題になったりしたことがあります。トマトを傷ませてしまったこともありました⋯。
宅食のプランも、2人分ちょうどとは限りません。
たとえば冷蔵作りおき宅食のツクリオ(旧つくりおき.jp)
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帰宅時間がずれると手間が2回に増える
夫婦で夕飯を食べる時間がずれると、1回の夕飯が2回分の手間になります。
先に食べた人が片付けたあと、遅く帰った相手の分で、温め直す・食卓に並べる・片付ける、という3つの作業がもう一度発生するからです。
わが家も以前は、夫の帰りが19時前の日もあれば、残業で20時以降になる日もありました。そういう日は私が先に食べて、夫が帰ってきてから温め直して出していました。
このとき実感したのは、温め直すのに向いている料理と向かない料理があることです。
豚肉の炒め物や鶏むね肉の料理は、温め直すと固くなってしまいます。煮物のほうが固くなりにくく、夫の帰りが遅い日には向いていました。
帰りが遅いのがどちらであっても、手間が増える構造は変わりません。
献立を考える役割は片方に偏りやすい
夕飯の負担は、「誰が作るか」だけでなく、「誰が決めるか」でも偏ります。
この数字が示すのは、献立を考える役が片方に偏りやすいということ。「作る」を分担していても、「決める」が片方に残っていれば、負担は偏ったままです。
わが家でも、毎日の夕飯は在宅で働く私が作っているので、献立を決めるのも私です。
自炊する日は品数の基準を決めておく
「何をそろえれば1食とするか」の基準がないと、毎日迷うことになります。品数の基準を、2人で決めておきましょう。
夕飯の品数に決まりはない
そもそも夕飯は何品そろえるのが普通なのか。先に結論をお伝えすると、国の「食生活指針」に品数の指定はありません。
子どものいない夫婦2人の平日なら、夕飯は簡単で構いません。ただ、決まりがないぶん「これで足りるのか」と毎日迷うことになります。
だからこそ、基準は2人で決めてしまいましょう。
品数の基準を2人で決めておく
品数の基準はご家庭ごとに違っていて構いません。たとえばお皿の数を減らしたいなら、「ご飯・主菜・具だくさんの汁物」がそろえば1食とする決め方があります。
この基準は食器の数を減らすためのもので、野菜などの副菜にあたるものをなくすという話ではありません。汁物の具に、副菜の役割を持たせるという考え方です。
汁物を作らない日は、惣菜の和え物やサラダなど、副菜にあたるものを1つ足してみましょう。
わが家の基準は「主菜・副菜・汁物」の3つ。少し変わっているかもしれませんが、夕飯には基本的にお米を食べません。
ツクリオを注文したときも、届いた主菜と副菜をいくつか組み合わせ、スープ類は別で作りました。このときも、主菜・副菜・汁物の形にそろえていました。
カレーやシチューは多めに作って別の日にも食べる
わが家では、夕飯は基本的に1食分だけ作ります。
ただし、カレーやシチュー、肉じゃがのような煮込み料理は別。多めに作って、土曜の昼と日曜の夜の2回に分けて食べるなどしています。
多めに作った日は、翌日の夕飯の献立を決めなくて済みます。じゃがいもや玉ねぎのように袋に複数個入って売られている野菜を、まとめて使えるのもメリットです。
カレーが余ったときは冷凍しておき、平日の昼に私が一人で食べることもあります。
なお煮込み料理は、保存のしかたに注意が必要です。
農林水産省は、煮込み料理の食中毒の原因になりやすいウエルシュ菌について、次のように呼びかけています。
- あら熱をできるだけ早く取り、冷蔵庫や冷凍庫に入れる
- 底の浅い平たい容器や保存用の袋に小分けにすると、早く冷める
- 温め直すときは、おたまで鍋底までかき混ぜ、中心までしっかり加熱する
また、週末に数日分をまとめて作り置きする方法もあります。作り置きの続け方と日持ちについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。
品数の基準を決めても追いつかないときは、自炊そのものをどこまで減らすかを考える段階です。
実食した二人暮らし向けの宅食5社
自炊しない日は、宅食に任せるという方法もあります。
献立がおまかせで届くサービスなら、「今日は何にしよう」と考えることからも解放されます。
冷凍の宅配弁当なら1食ずつ分かれているので、帰りが遅い日に、帰ってきた相手が自分の分だけ温めるという使い方もしやすいです。私も、一人分の昼には冷凍弁当のほうが使いやすいと感じました。
ここでは、私たち夫婦が実際に注文した宅食のうち、二人暮らしに向いている5社をご紹介します。選んだ基準は「量を2人に合わせて、無理なく使い切れるか」です。
| サービス | タイプ | 届く形 | 日持ち | 2人で使うときのポイント |
|---|---|---|---|---|
| ツクリオ(旧つくりおき.jp)
| 冷蔵作りおき | 主菜と副菜が別々のパックで届く(複数人前) | 到着日を含めて4日(冷凍できるメニューもある) | 2人前のプランが選択可能。1人前あたりで比べると、4人前プランよりも割高になる点に注意 |
| FitDish | 冷蔵パウチ(一部常温) | 1人前ずつの主菜または2人前程度の副菜が入ったパウチ | 約1か月(短いもので18日) | 主菜と副菜を自由に組み合わせる。もう一品ほしいときに最適 |
| ワタミの宅食ダイレクト
| 冷凍弁当 | 1食ずつの仕切り付きトレー | 賞味期限は商品ごとに表示 | 価格が手ごろで続けやすい。冷凍庫の場所を取る点に注意 |
| DELIPICKS | 冷凍弁当 | 1食ずつの仕切り付きトレー | お届け日から14日以上 | メニューを自分で選べる。食事の時間がずれる日の備えに向くが、価格は高め |
| 筋肉食堂DELI
| 冷凍弁当 | 1食ずつの仕切り付きトレー | お届け後、冷凍で約7か月 | 量が多く満足感がある。2人分として使うなら14食(7回分)が使いやすい |
シェフの無添つくりおきも注文しましたが、プランは「3人前×2食分」と「4人前×3食分」の2種類で、大人1〜2人暮らしにちょうどいいプランがありません。2人で使うなら、取り分けが前提です。
詳しくはシェフの無添つくりおきのレビュー記事にまとめています。
ツクリオ|2人前プランがある・家庭の味
ツクリオは、冷蔵で届く作りおきのお惣菜です。
プランは2人前と4人前があり、二人暮らしなら2人前を選べます。2人前×週3食は7,990円で、1人前あたり約1,332円です。
平日5日分をまかなえる2人前×週5食(11,990円・1人前あたり約1,199円)もあります。ただし2人前プランは注文枠に限りがあり、順次拡大中とのことです。
私が注文したのは、4人前×週3食のプラン(大人2人+子ども2人の想定量)。主菜は2パックずつ、副菜は1種類ごとに1パックで届き、夫婦2人で主菜を6回分に分けて使いました。
ハッシュドビーフや鶏チリは、大人2人で1パックだと少し物足りなく感じました。ただ、副菜と組み合わせれば十分な量です。
味は、手作りのような優しい味付け。夫の感想は「普通に美味しくない?アリだね」、そして「でもちょっと高いね」でした。
気になったのは日持ちです。
消費期限は到着日を含めて4日間。一方で、冷凍できるメニューもあり、冷凍できないものにはパッケージに「冷凍不可」と書かれています。
また、主菜と副菜は別々に届くので、組み合わせは自分で考える必要があります。
FitDish|パウチで届き日持ちは約1か月
FitDishの主菜は1人前ずつ、副菜は2人前程度ずつ、それぞれ別のパウチに入って届きます。冷蔵保存が基本で、一部常温でも保存可能です。
公式サイトによると、届いたときの賞味期限は約1か月(30日)以上のものが中心で、短いものでも18日です。
主菜が1人前ずつなので、2人で同じものを食べても、別々のものを食べても構いません。
私が注文したのは、基本コースの15パック(通常価格6,750円・送料込み)。
主菜4種類×2パックと、副菜7種類×1パックの組み合わせで、夫婦2人で2週間ほど、作りおきのおかずのように食卓に取り入れました。
気になったのは量と味付けです。
主菜は1人前だと少なめで、味付けは全体的に濃いめ。夫の反応も「味濃いね」でした。
パウチのパッケージは自立しないので、冷蔵庫ではファイルボックスなどに立てて収納すると取り出しやすくなります。
ワタミの宅食ダイレクト|1食ずつのセットで価格が手ごろ
ワタミの宅食ダイレクトは、主菜と副菜が、1食分ずつセットでトレーに入った冷凍弁当です。
私が注文したのは、「いつでも三菜」10食セットのお試し割。
本体3,990円に送料880円(本州・四国・九州)を足して4,870円、1食あたり487円でした。
送料はその後990円に改定されたので、いま注文すると4,980円、1食あたり498円です。
食べてみて感じたのは、「スーパーでお惣菜を選んで買うくらいなら、これを注文したほうがいい」ということ。
10メニューの味の平均は4.6点(独自評価5点満点中)で、夫も「まあ、美味しい。宅食すごいね。」と話していました。また頼みたいかと聞かれれば、答えは「はい」です。
注意したいのは冷凍庫のスペースです。
1パックがおおよそ縦15cm×横21cm×厚さ3.5cmで、10食分は想像より大きく、もともと入っていた冷凍食品を整理してなんとか収めました。DELIPICKSよりは場所を取ります。
お試し割は1回限りの都度購入なので、定期購入にはなりません。気軽に始められますよ。
DELIPICKS|冷凍なのに満足感が高い
DELIPICKSは、フランスのミシュラン星付きレストランで経験を積んだシェフが監修する、冷凍弁当です。
1食ごとに主菜と副菜がセットになった容器で届き、注文するときに好きなメニューを選べます。
私が注文したのは、お弁当4食×2人分の計8パックと、雑穀米のパック。休日に夫婦2人で食べたところ、雑穀米は1パックを2人で分けてちょうどいい量でした。
「冷凍弁当でここまで満足できるのか」というのが、夫婦そろっての本音です。夫も「美味しい。確かに、家庭では再現できなさそうな味をしてる」と話していました。
パッケージはコンパクトで、冷凍庫に立てて収納できます。食事の時間がばらばらな家庭や、帰りが遅くなる日に備えておきたい家庭に向いていると感じました。
気になったのは価格です。
通常価格はお弁当1食994円(税込)で、1回の注文は5,000円(税抜)以上から。また頼んでみたい気持ちはありますが、続けるには少し高いと感じています。
1品ずつの量も少なめなので、ご飯や汁物を合わせるのがおすすめです。
筋肉食堂DELI|量が多く夫の反応が一番よかった
筋肉食堂DELIは、高たんぱく・低脂質に特化した冷凍弁当です。
1食ずつのパッケージに入って届き、食数は7食・14食・21食から選べます。
私が注文したのは、定期のローカーボコース7食。これまで試した宅食のなかで、夫から「美味しいし、満足感がある」とはっきり言われたのは、筋肉食堂DELIが初めてでした。
ボリュームの評価も、7食平均で4.86点(独自評価5点満点中)と高めです。
賞味期限は、公式サイトによるとお届け後に冷凍保存で約7か月。冷凍庫に余裕があれば、自炊しない日のためにストックしておけます。
気になるのはやはり価格です。
ローカーボコースの定期7食は7,333円(1食1,048円)で、関東への送料を含めると1食1,282円。7食は2人で3回分+1食なので、2人で使うなら14食のほうが割り切れて使いやすいでしょう。
よくある質問(FAQ)


まとめ:夫婦2人の夕飯は品数の基準と作らない日を決める
夫婦2人の夕飯がめんどくさいのは、2人暮らしでも負担が減らない理由が4つあるからでした。品数の基準と作らない日を先に決めておけば、毎日その場で判断する回数が減ります。
4つの理由と対策を、もう一度まとめて振り返りましょう。
- 献立を決める手間は人数によって減らない 品数の基準を2人で決めておく(わが家は主菜・副菜・汁物)
- 食材の売り単位は2人分に合わない カレーやシチューは多めに作って、別の日にも食べる
- 帰宅時間がずれると手間が2回になる 温め直しても固くなりにくい煮物などにする
- 献立を考える役は片方に偏りやすい 作らない日を決めて、宅食に任せる
作らない日に使う宅食は、量を2人に合わせられるものを選びましょう。
冷蔵ならツクリオ(旧つくりおき.jp)
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今週末、夫婦2人で来週の「作らない日」を1日だけ決めてみてください。
冷凍弁当を使うなら、決めるのはその1日だけで足ります。冷蔵の作りおき宅食を選ぶ場合は、届いてから消費期限までに食べ切れる曜日に合わせましょう。
何を使うか迷うなら、ワタミの宅食ダイレクトの「お試し割」が始めやすいと思います。
1回限りの都度購入なので、定期購入にはなりません。定期解約手続きなども必要ないので安心ですよ。



頑張りすぎず、頼れるものには頼ってみましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。












