- 送料込みだと、1食あたりいくら違うのか
- 味の差は、価格差に見合うのか
- 冷凍庫のスペースがどれだけ必要か
- 途中でやめたくなったとき、すぐやめられるのか
平日の夕飯に、忙しい日のストックに、在宅ワーク中の昼食に。様々な場面に便利な「冷凍宅配弁当」。
多くのサービスがあるため、どれを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

安いのはワタミ、おいしそうなのはDELIPICKS。
そこから先が決められない…



両方注文して食べたから、決め手になる部分を紹介するね!
価格的にも、冷凍庫のスペース的にも、複数のサービスを試すのはちょっとハードルが高いですよね。
そこで今回は、DELIPICKSとワタミの宅食ダイレクトを注文して食べ比べました。味の採点から冷凍庫に必要なスペースまで、比べられるところはすべて数字にしています。
結論からお伝えすると、選び方のポイントは次の2点です。
- 平日の夕飯に毎日コスパよく使いたいなら ワタミの宅食ダイレクト
- 週末の「ちょっといいものをラクして食べたいとき」に使いたいなら DELIPICKS
そして、どちらを選ぶ場合も、 ① 住んでいる地域に届くか ② 冷凍庫に入るか を先に確認しましょう。この2つの条件は、価格や味より先に確認しておきたいポイントです。
本記事では、価格・味・冷凍庫の収納・手軽さの4点から、2つのサービスのどちらを選ぶべきかを解説します。ぜひ最後までご覧ください。
DELIPICKSとワタミの宅食ダイレクトの基本情報
2つのサービスを詳しく比較する前に、まずは全体像を一覧表で確認しておきましょう。
| DELIPICKS | ワタミの宅食ダイレクト | |
|---|---|---|
| 1食あたりの価格(送料別) | 795円〜994円 | 475円〜 |
| 送料 | 1,089円〜(関東など) | 880円(本州・四国・九州) |
| 送料込み1食あたりの価格(10食セットの場合) | 約1,003円 | 約562円 |
| おかずの 構成 | 主菜1品+副菜3〜4品 | 主菜1品+副菜2品(いつでも三菜セットの場合) |
| メニュー 選択 | 自分で選べる | おまかせ or 選べる(自分で選ぶと価格は高くなる) |
| メニュー数 | 100種類以上 | 100種類以上 |
| 味の方向性 | レストラン級・洋食に強い | 家庭的・和食中心 |
| パッケージ | 紙のトレー・蓋を剥がすタイプ | プラスチックのトレー・袋の中に直接入っている |
| 冷凍庫の 収納 | コンパクトに立てて収納できる 1パック17.4×14.4×2.5cm/10食で約6.3L | やや場所を取る 1パック15×21×3.5cm/10食で約11L |
| 配送エリア | 沖縄・離島・山間部は対象外 | 沖縄も配送可(送料2,420円)・離島など一部は不可 |
| 公式サイト | DELIPICKS | ワタミの宅食ダイレクト |
※ ワタミの475円は定期「選べるセット」三菜10食の単価です。おまかせセットならもう少し安く、465円になります。
※ 1パックのサイズは、DELIPICKSが公式サイトの記載、ワタミは筆者の実測値です。
※ 価格・送料・配送エリアは2026年8月時点。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。
続いて、2社を比較する前に押さえておきたい、3つのポイントについてご紹介します。
「ワタミの宅食」と「ワタミの宅食ダイレクト」は別のサービス
ワタミには、名前のよく似たサービスが2つあります。届き方がまったく違うので、最初に区別しておきましょう。
- ワタミの宅食:冷蔵。スタッフが毎日手渡しで届ける。配達エリアが限られる
- ワタミの宅食ダイレクト:冷凍。宅配便でまとめて届く。受け取る日を指定できる


DELIPICKSも冷凍で、宅配便でまとめて届く形です。
つまり同じ土俵で比べられるのは「ワタミの宅食ダイレクト」。この記事でワタミと書くときは、すべて「ワタミの宅食ダイレクト」を指しています。
沖縄はワタミのみ・離島は要確認
料金や味について比べる前に、確認しておきたいことがあります。あなたの住所に届くかどうかです。
両社とも、公式サイトに次のように配送地域の記載があります。
- DELIPICKS
-
全国(沖縄県・離島・山間部・その他一部地域を除く)。ヤマト運輸のクール便で届きます
- ワタミの宅食ダイレクト
-
国内全域。ただし離島など一部、冷凍食品を届けられないエリアは除外。佐川急便・ヤマト運輸の冷凍便のエリア内なら届きます
違いが出るのは沖縄です。DELIPICKSは対象外ですが、ワタミは届きます(送料2,420円)。
一方で離島は、どちらも届かない可能性があります。「ワタミなら大丈夫」とは言い切れないので、こちらも注文前の確認が必要です。
心当たりのある方は、まず公式サイトで確かめてみてくださいね。確認した結果、選択肢が1つに決まることも、ゼロになることもあります。
どちらもおかずのみ・ごはんは別で用意
DELIPICKSもワタミも、1パックに主菜と副菜がセットで入っている点は同じです。ただしどちらもおかずだけで、ごはんは付いていません。
DELIPICKSを注文したときは、別売のごはんのパック(313円)を追加しました。雑穀米1パックを夫婦2人で分けて、ちょうどよい量でしたよ。
ごはんの有無という条件はそろっているので、送料込みの1食単価をそのまま並べて比べられます。次の章で、その計算を見ていきましょう。
料金|送料込みの1食価格はワタミが400円以上安い
ここからは、DELIPICKSとワタミの宅食ダイレクトの価格を比較していきます。一番差が出るところです。
各社が提示している「1食◯円」は、本体価格だけの場合が多く、送料を足すと印象が変わります。ここでは送料込みの実質負担で整理しました。
ワタミは送料込みで1食約562円
定期購入の「選べるセット」いつでも三菜10食を、本州に届けた場合で計算します。
本体 4,744円 + 送料 880円 = 5,624円
5,624円 ÷ 10食 = 1食あたり約562円
メニューをおまかせにすると、もう少し安くなります。
定期おまかせセット10食なら本体4,645円で、送料込みだと1食約553円。定期購入ではなく都度購入にすると、送料込みで1食約577円。メニューを選ぶ場合は約608円です。
このように、買い方によって価格は異なり、約553〜608円。どのような買い方の組み合わせでも600円前後に収まります。
なお、我が家が2026年7月に「お試し割・いつでも三菜10食セット」を注文したときは、本体3,990円+送料880円で合計4,870円。1食487円でした。ただしこれは初回限定の価格です。
DELIPICKSは食数で変わる・20%引きでも約859円
DELIPICKSは1食が994円(税抜920円)。ここに地域別の送料がプラスされます。
また、注文金額に応じて割引率が上がる「まとめ買い割引」という仕組みがあり、カートの税抜合計金額によって自動的に適用されます。
| 税抜合計 | 割引率 | 1食あたり(税込) |
|---|---|---|
| 7,000円〜 | 10%OFF | 894円 |
| 10,000円〜 | 15%OFF | 845円 |
| 15,000円〜 | 20%OFF | 795円 |
弁当だけを頼むと仮定すると、購入食数が8食以上で10%OFF、11食以上で15%OFF、17食以上で20%OFFが目安です。
仮に、10食注文・関東(送料1,089円)で計算すると、こうなります。
10食:894円×10 = 8,940円 + 送料1,089円 = 10,029円
10,029円 ÷ 10食 = 1食あたり約1,003円
割引率が最大の20%になる17食をまとめて注文しても、送料込みで1食約859円。まとめ買いをしても、800円台までしか価格は下がりません。
まとめ買い適用20%OFFでもDELIPICKSのほうが高い
食数と買い方の組み合わせを変えて、両社を並べて比較してみましょう。
| プラン | 送料込み1食あたりの価格 |
|---|---|
| ワタミ 定期・おまかせセット10食 | 約553円 |
| ワタミ 定期・選べるセット10食 | 約562円 |
| ワタミ 都度購入10食 | 約577円 |
| ワタミ 都度・選べるセット10食 | 約608円 |
| DELIPICKS 17食(20%OFF) | 約859円 |
| DELIPICKS 11食(15%OFF) | 約944円 |
| DELIPICKS 10食(10%OFF) | 約1,003円 |
| DELIPICKS 6食(割引なし) | 約1,176円 |
同じ10食同士で比べると、差は1食あたり約441円。夫婦2人で週2日利用すると月16食なので、月7,000円ほどの差になります。
そして注目したいのは、ワタミのいちばん高い買い方(都度・選べるセット・約608円)より、DELIPICKSのいちばん安い買い方(17食・約859円)のほうが高いという点です。
地域によって送料は異なりますが、それでもDELIPICKSのほうが高いことに変わりはありません。
従って、価格に限って言えば、どちらが優勢か答えははっきりしています。ワタミの宅食ダイレクトです。
宅食の相場そのものや、続けるときに安く使う方法も気になりますよね。詳しくはこちらの記事で解説しています。
お試し|1食単価ならワタミ・総額と手軽さならDELIPICKS
最初の1回の注文だけで見ると、様子が変わります。
| DELIPICKS お試しセット | ワタミ お試し割 | |
|---|---|---|
| 総額 | 3,218円(送料無料) | 4,870円(本体3,990円+送料880円) |
| 内容 | おかず5食+ごはん1食 | おかず10食 |
| おかず1食あたり | 約581円 | 487円 |
| 冷凍庫の 収納スペース | 約3.78L | 約11L |
※2026年8月現在の価格です。お試しセット・お試し割の内容や条件、価格は、時期により異なる可能性があります。
1食あたりで見ると、ワタミのほうが約94円安いです。通常価格での441円差と比べると、3分の1以下に縮まります。
一方で、最初に必要な金額は、DELIPICKSのほうが1,652円少なくて済みます。
冷凍庫の必要なスペースも約3.78Lなので、ワタミの約3分の1です。5食分なら、今ある冷凍食品を整理しなくても収まる家庭が多いのではないでしょうか。
つまりお試しに関しては、「1食あたりの安さならワタミ、始めやすさならDELIPICKS」と判断することができます。
冷凍庫に10食分の空きを作れるなら、ワタミのお試し割のほうが1食あたりは安く済みます。
逆に「まず味だけ確かめたい」「冷凍庫に余裕がない」という状況なら、DELIPICKSの5食セットのほうが現実的ですね。
ただし、初回だけの価格差と、継続する場合の価格差は別物です。通常価格に戻ると、1食あたりの差は441円に開きます。
お試しの安さで決めてしまうと、2回目以降に「思っていたより高い」となりかねません。
味|採点では僅差・実感ではDELIPICKSが上
DELIPICKSとワタミの宅食ダイレクトの両方を実食し、それぞれ4項目(味・食感・ボリューム・見た目)を5点満点で、1品ずつ採点しました。その結果を比べてみます。
項目別の平均点|差が出たのは食感と見た目
それぞれ実食して採点した結果、下表のようになりました。
| 項目 | DELIPICKS(4食平均) | ワタミの宅食ダイレクト(10食平均) |
|---|---|---|
| 味 | 4.75 | 4.6 |
| 食感 | 4.75 | 4.0 |
| ボリューム | 4.0 | 4.0 |
| 見た目 | 5.0 | 4.5 |
数字だけを見ると、意外な結果でした。
味の差はわずか0.15点。ボリュームにいたっては同点です。価格は2倍近く違うのに、この2項目には差が出ませんでした。
はっきり差がついたのは食感(0.75点)と見た目(0.5点)のほうです。
ただし、お伝えしておきたいことがあります。
DELIPICKSは4食、ワタミは10食と採点した数が違いますし、食べたのは同時期ではなく、実際には1ヶ月程度ずれています。
正直に書くと、両方を食べた今になって振り返ると、DELIPICKSのほうが美味しかったという印象が強く残っています。ワタミには「期待していなかったのに美味しかった」という驚きがあって、それが点数を押し上げた面がありました。
採点上の差は0.15点ですが、実感としてはもう少し差が開いています。点数は各社の傾向を掴む材料として見てくださいね。
DELIPICKSは見た目が満点・味は濃いめで独特
DELIPICKSで際立ったのは見た目でした。採点した4品すべてが5点満点です。




仕切りのある紙のトレーに盛り付けられているのですが、蓋を開けた瞬間はレストランのランチに近い印象でした。
特に印象に残ったのはハンバーグ。肉肉しい味と柔らかい食感で、ソースにも手が込んでいました。
洋食に強く、副菜まで本格的。家庭では再現しにくい味です。
夫からも「確かに、家庭では再現できなさそうな味をしてる」という反応がありました。
一方で、弱点もあります。
- 人参とじゃがいもが、少しベチャっとした食感になっていました(冷凍ならではの部分です)
- 味付けは全体に濃いめで、薄味が好きな方には引っかかるかもしれません
- 副菜は独特の香りと味がして、好みが分かれそう。特にお子さんには好き嫌いが出そうな味付けでした
- 添加物も完全にゼロではありません
メニューごとの味の評価は、DELIPICKSのレビュー記事で詳しくまとめています。
ワタミは味が安定・食感で点を落とした
ワタミの味4.6という採点は、10食中6食が満点という内訳でした。濃すぎず薄すぎず、和食を中心とした家庭的な味付けです。
夫の感想も「まあ、美味しい。宅食すごいね。」といった感じで、想像していたより評価が高かったのが意外な点でした。
一方、点を落としたのは食感です。10食のうち2食が3点でした。
- ロースカツ玉子あん:味はいいものの、カツが硬かった
- 手ごねつくね:つくねに添えられた葉物野菜がベチャッとしていた
もう一つ、副菜について驚いたことがあります。にんにくやピリ辛の味付けが思っていたより多いのです。
- 切干大根ともやしの和え物が辛くてビックリした
- チンゲン菜と切干大根のナムルが苦い
- カリフラワーとパプリカのガーリックはにんにくが効いていて、ちょっと苦みがある
辛味やにんにくが苦手な方、小さいお子さんと取り分けたい方には向かない副菜が混ざっていました。
10食の詳しい実食レビューは、こちらの記事にまとめています。
DELIPICKSは糖質とタンパク質・ワタミはカロリーと塩分
栄養面で気にしているポイントが、2社で違います。公式が掲げている基準は、以下のとおりです。
| DELIPICKS | 糖質平均30g以下・タンパク質平均15g以上・1食分の野菜がとれる |
|---|---|
| ワタミの宅食ダイレクト | いつでも三菜:250kcal基準・食塩相当量2.0g以下 いつでも五菜:350kcal基準・食塩相当量3.0g以下 |
そして、両社ともメニューごとの栄養成分を公開しています。
たとえば、実際に食べたDELIPICKSの「牛肉とごぼうの時雨煮」を確認すると、490kcal・食塩相当量3.7gでした。
ワタミの三菜が250kcal基準・食塩2.0g以下なので、カロリーも塩分も倍に近い計算になります。「味付けが濃いめ」という印象は、数値にも表れていました。
ただし、これは1品だけの数値です。メニューによって幅があるので、気になる方は公式サイトで個別に確認してみてくださいね。
もう1つ、ワタミには注意点があり、公式サイトにはこう明記されています。
定期購入「選べるセット」はセットあたりの熱量と食塩相当量の基準はありません。
つまり、メニューを自分で選ぶと、250kcal・2.0gという基準からは外れるということです。
ただ、選べるセットのメニュー一覧には1食ごとのカロリーと塩分が表示されているので、数値を見ながら自分で選ぶことはできます。
塩分やカロリーを管理したいならワタミ、糖質やタンパク質を重視するならDELIPICKS。どちらも数値は公開されているので、細かく決めたい方は公式サイトで確認してから選んでくださいね。
冷凍庫への収納|必要なスペースは1.7倍違う
冷凍宅配弁当でいちばん多い後悔は、味でも値段でもなく「冷凍庫に入らなかった」というもの。ここは注文前に測れば防げます。
ワタミは10食で約11L・2Lペットボトル約5.5本分


ワタミの宅食ダイレクトの1パックのサイズを実際に測ると、縦15cm×横21cm×厚さ3.5cmでした。
1パック:15×21×3.5=約1.1L
10食セット:1.1L×10=約11L(2Lペットボトル約5.5本分)
届いた箱を開けた瞬間、「冷凍庫に入るかな」と不安になりました。先に収納してある冷凍食品を整理し、なんとか10食を収めたというのが実際のところです。


もう1つ気になったのが、袋の中にトレーが入っている形なので中身が見えないこと。食べるメニューを決めるたびに、袋の細かい表示を確認する必要がありました。
DELIPICKSは10食で約6.3L・立てて収納できる
DELIPICKSの1パックのサイズは、公式サイトにも明記されており、縦17.4cm×横14.4cm×高さ2.5cmです。
1パック:17.4×14.4×2.5=約0.63L
10食:0.63L×10=約6.3L(2Lペットボトル約3.2本分)
厚さが2.5cmと薄く、立てて収納できるのが特徴です。お試しの5食+ごはんなら、約3.78L(重ねても高さ15cm)で済みます。
実際に届いたときも、コンパクトに立てて並べられました。冷凍庫からの出し入れもスムーズでした。


親切だと思ったのが、お届け予定日の前日に届くメールです。
パッケージのサイズと収納方法が書かれていたので、届く前に冷凍庫のスペースを空けておけました。
冷凍庫の空きが少ないなら食数を減らすか届く日を分ける
10食分が一度に届くとなると、冷凍庫に空きスペースが少ない場合、厳しいかもしれません。
対処方法は2つあります。
- 食数の少ないセットにする
-
10食ではなく、少ない食数を選んで一度に届く量を減らす
- 届く日を分けて注文する
-
必要な分をまとめて注文せず、置き場所が空いてから次を受け取る
どちらも「一度に届く量」を減らすという方法です。
それでも空きを作れないなら、DELIPICKSのほうが現実的です。
同じ10食でも、必要なスペースがワタミより約4.7L少なく、お試しの5食+ごはんなら約3.78Lで収まります。
ただし1食あたりの価格は上がるので、置き場所を優先するか、価格を優先するかの判断になります。
手軽さ|注文から食卓に出すまでを比べる
宅食を継続して活用するためには、味と同じくらい手軽さが大事になります。
注文するとき、届くまで、そして食べるとき。3つの場面に分けて見ていきましょう。
注文はDELIPICKSが直感的・ワタミはプランが多い
注文のしかたは、2社でかなり違いました。
DELIPICKSは1分ほどの質問(苦手な食材や食の好み、目的など)に答えると、それに合った料理を選んで表示してくれます。
もちろん自分で自由にメニューを選ぶこともできますし、お届け頻度も1週間・2週間・3週間から選べました。
一方、ワタミは「プランが多くてわかりにくい」というのが正直な印象でした。
コースが5つ、セットが4つ、割引が2種類。組み合わせが多い分、自分に合うものを見つけるのに時間がかかります。
ただしこれは、選択肢が豊富ということでもあります。注文の前に「継続するか、1回だけか」「三菜か五菜か」の2点を先に決めておくと、迷わずに進めますよ。
届くまでの日数は注文したプランで変わる
我が家が実際に注文した際の、届くまでの日数はそれぞれ以下のとおりでした。
- DELIPICKS
-
6月4日に注文して、最短が翌週の木曜(6月11日)でした
- ワタミの宅食ダイレクト
-
7月1日に注文して、最短7月4日のお届けを指定できました
ただし、注文するプランによって注文してから届くまでの日数は変わります。
DELIPICKSのお試しセットは、公式サイトによると発送まで1〜2営業日、発送後1〜2日での到着。最短で2〜4日の計算になります。
我が家がDELIPICKSで1週間かかったのは、定期便を注文したためでした。
いずれにしても到着日は指定できるので、冷凍庫の準備が間に合う日を選べます。
「今週末に冷凍庫のスペースを空けて、来週から使いたい」という段取りなら、どちらも対応できますよ。
温めはDELIPICKSは4〜7分・ワタミ3〜4分
2社とも、調理は電子レンジで温めるだけ。レンジの目安時間は以下のとおりです。
- DELIPICKS
-
4〜7分(公式サイトの表記では500Wで平均5分)
- ワタミの宅食ダイレクト
-
3〜4分
温め時間の差は1〜3分ほど。冷凍なので、どちらも冷蔵タイプの作りおき惣菜(2〜3分)より温め時間は長めです。
特にDELIPICKSは7分かかるメニューもあるので、帰宅してすぐ食べたい日は少し待つことになります。
ただし、食卓に出るまでの時間は表示時間だけでは決まりません。袋から取り出す、お皿に移すといった動作が、場合によっては前後に加わります。
帰宅から夕食までの段取りを考えるなら、温め表示時間に2〜3分足して見ておくといいでしょう。
ワタミは袋から出す手間と温めムラがあった
ここで、ワタミの宅食ダイレクトを10食食べて気づいた点をご紹介します。
- 袋を開けるのに手こずった
-
温めた袋を手で開けようとするとやけどしそうで、ハサミを使いました
- 温めムラが出た
-
表示どおりに温めても、部分的に冷たいことがありました
- トレーが汚れた
-
温め後に側面や底が汚れていて、拭かないと食卓に置けませんでした
どれも致命的ではありません。ハサミを1本、キッチンペーパーを1枚、それだけで解決する手間です。
ただ「レンジで温めるだけ」と聞いて想像する動作より、ひと工程多いのは確か。毎日使うなら、この数十秒が積み上がることも頭に入れておいてください。
どっちを選ぶ?優劣ではなく役割が違う
ここまで見てきたとおり、価格はワタミ、味と冷凍庫収納はDELIPICKSと、章ごとに結論が分かれました。
つまりこの2社は、どちらが優れているかではなく、役割が違うということです。
1食約562円のワタミに毎回レストランの味を求めるのは無理がありますし、毎日DELIPICKSでは食費が跳ね上がります。
では結局どちらを選べばいいのか、どのような人にどちらのサービスが向いているのか、見ていきましょう。
総合評価はコスパと味で逆転した
それぞれの実食後、総合的に見て6項目で採点しました。
| DELIPICKS | ワタミの宅食ダイレクト | |
|---|---|---|
| 味の満足度 | 5 | 4 |
| 量・満腹感 | 4 | 4 |
| コスパ | 4 | 5 |
| メニューの豊富さ | 4 | 4 |
| 手軽さ(準備〜片付け) | 5 | 5 |
| 総合おすすめ度 | 5 | 4 |
| 総合平均 | 4.5 | 4.33 |
このように、差がついたのは「味」と「コスパ」だけ。 しかも、きれいに逆転しています。量・メニュー数・手軽さは同点でした。
もう1つ、正直な気持ちも残しておきます。「また頼みたいか」という視点で見ると、以下のような印象でした。
- ワタミの宅食ダイレクト
-
頼みたい。第一印象ではあまり期待していなかったけれど、食べてみたらちゃんと美味しかった。何より、コスパがいい
- DELIPICKS
-
検討中。また頼みたい気持ちはあるけれど、価格がちょっと高い。気になったメニューをちょこちょこ頼むスタイルはアリかも
味はDELIPICKSが上だけれど、続けるとなると価格が引っかかる。この感覚が、2社の役割の違いをいちばんよく表していると思います。
平日を毎日支えるならワタミの宅食ダイレクト
こんな方には、ワタミの宅食ダイレクトが向いています。
- 毎日の食事として、継続的に使いたい方
- 食費をできるだけ抑えたい方
- 献立を考えるのが負担で、おまかせでいい方
- 和食や家庭的な味が好きな方
- 離れて暮らす親御さんに送りたい方
送料込みで1食約562円なら、毎日使っても家計への負担がそこまで重くなりません。
おまかせセットなら献立を考えずに済みますし、南瓜とひじきの煮物のように、自分では思いつかないような献立に出会えるのも収穫でした。沖縄も含めて全国に届くので、実家に送るという使い方もできます。
週末のごほうびにするならDELIPICKS
一方、こんな方にはDELIPICKSをおすすめします。
- 特別な日の食事や、自分へのごほうびに使いたい方
- 多少高くても、味やおしゃれさを重視したい方
- メニューを自分で選びたい方
- 洋食やエスニック系のメニューが好きな方
- 冷凍庫のスペースに余裕がない方
1食約1,003円という価格は、宅食としては高い部類です。でも外食やデリバリーの置き換えとして見ると、話が変わります。
パックの蓋を開けた瞬間のレストランのような見た目と、家庭では再現できない味。「外食をやめた」という我慢の感じが出にくいんですよね。
冷凍庫のスペースが10食約6.3Lで済むのも、すでに冷凍食品が詰まっている家庭には嬉しいポイントです。
小さいお子さんがいる家庭は、どちらも慎重に
これは両社に共通する注意点です。
小さいお子さんと一緒に食べるご家庭には、どちらもそのままでは使いにくいと感じました。
理由は2つあります。
- 1.取り分けにくい
-
どちらも仕切りのあるトレーに、主菜と副菜が1人前ずつセットで入っています。
そのまま温めて食卓に出す形なので、量を調整して分けることが前提になっていません。
お子さんの分だけ少なくして取り分ける、といった使い方には向かない仕様です。 - 2.味付け
-
ワタミの宅食ダイレクトは、副菜ににんにくやピリ辛の味付けが多めでした。切干大根ともやしの和え物は辛く、カリフラワーとパプリカのガーリックにも苦みがあります。
DELIPICKSの副菜は、ジェノベーゼやワインビネガーを使ったレストランのような味付け。大人には魅力的ですが、お子さんにとっては好き嫌いが分かれそうでした。
大人だけで食べる、あるいは小さいお子さんの分は別に用意するという前提なら、どちらも問題ないかと思います。
そもそも冷凍弁当と作り置き、どちらが自分に合うか迷っている段階なら、こちらの記事も参考にしてください。宅食の作り置きタイプと冷凍弁当はどっちを選ぶ?|実食で比較した5つの違い
お試しセットから始める|条件と注意点
どちらに決めても、最初の1回はお試しセットからで十分です。価格についてはすでにご紹介したので、ここではお試しセットの利用条件を確認しておきましょう。
DELIPICKSのお試し5食セットは送料無料
DELIPICKS のお試しセットは、5食セット(ごはん1食付き)です。キャンペーン中につき送料無料で申し込めて、通常価格よりも安い、一人1セットまでの限定価格になっています。
こちらは私が実際に注文したわけではありませんが、5食なら冷凍庫の負担も10食より軽く、まず味を確かめたい方に向いています。申し込む前に、自分の住所が配送対象地域かどうかの確認だけは忘れずに。
\ 53%OFF+送料無料 /
5食+ご飯1食のシェフおすすめセット。定期購入の前に気軽に試せます
ワタミのお試し割は10食セットで初回限定
ワタミのお試し割は初回限定のセットで、おまかせ10食セットとなっています。定期購入ではありません。
届くまでの日数の感覚もつかんでおくと、計画が立てやすくなります。7月1日に注文したときは、最短で7月4日のお届けが指定できました。
注文から数日で届くので、「今週末に冷凍庫を空ける」という段取りでも間に合います。まずは配送エリアと冷凍庫の空きを確認して、公式サイトでお試し割の内容を見てみてください。
\ お届け1回限りのお試し割でおトクに始める /
お届け1回限りのお試し割で
\ おトクに始める /
お試し割は1回限りなので、解約の手続きは不要です
※お試し割を利用すると、定期購入の「継続割」は利用できません。詳細は公式サイトでご確認ください。
定期購入に進むならワタミは3回以上の継続が条件
お試しのあと定期購入に進む場合、2社で条件が大きく異なります。
| 継続回数の条件 | 手続きの締め切り | |
|---|---|---|
| DELIPICKS | 縛りなし | お届け日の前週月曜0時まで |
| ワタミの宅食ダイレクト | 3回以上のお届けが条件 | 4回目以降の変更・停止は、お届け予定日の4〜6日前まで |
ワタミの公式サイトには、こう書かれています。
定期購入は3回以上のお届けが条件となります。
つまりワタミで定期購入を選ぶと、最低3回は受け取ることになります。1回で合うか合わないか判断したいなら、定期ではなくお試し割か都度購入を選びましょう。
一方DELIPICKSは回数の縛りがなく、マイページからスキップ・停止・再開ができます。お届け頻度も1週間・2週間・3週間から選べました。
迷ったら冷凍庫の空きで決める
2社どちらのお試しから始めるか決めきれないなら、冷凍庫の空きスペースで判断するのがおすすめです。
- 10食分(約11L)の空きを作れる ワタミのお試し割。1食487円で、5回分の夕食を試せます
- 空きを作れない DELIPICKSのお試しセット。約3.78Lで収まり、総額は1,652円安く済みます
1食あたりの安さで選ぶならワタミ、総額と冷凍庫の負担の軽さで選ぶならDELIPICKSがいいでしょう。どちらも定期購入にはならないので、合わなければそこで終われますよ。
よくある質問(FAQ)


まとめ:平日を支えるワタミ・ごほうびのDELIPICKS
この記事では、DELIPICKSとワタミの宅食ダイレクトを両方注文して実食した経験をもとに、価格・味・冷凍庫収納スペース・手軽さの4点で比べました。
最後に、要点を整理しておきますね。
- 10食の場合、送料込み1食あたりの価格はワタミ約562円、DELIPICKS約1,003円。まとめ買い割を活用してもワタミのほうが安い
- 味の採点はDELIPICKSが上(4.75対4.6)。別々の時期に食べたので、実感の差はもう少し大きい。方向性も違い、ワタミは和食中心、DELIPICKSは洋食に強い
- 1パックのサイズはDELIPICKSのほうがコンパクト。冷凍庫への収納に必要なスペースは約1.7倍違う
- 栄養面の管理は、ワタミはカロリーと塩分、DELIPICKSは糖質とタンパク質を意識
- 配送エリアについて、沖縄はワタミのみ対応。離島はどちらも要確認
- 定期購入の場合、ワタミは3回以上の継続が条件、DELIPICKSは縛りなし。お試しはどちらも1回きりで、定期購入にはならない
- 小さいお子さんにはあまり向かない。どちらも取り分けにくく、副菜の味付けも大人向け
こうして並べてみると、どちらが優れているかではなく、役割が違うことが見えてきます。
1食約562円のワタミに毎回レストランの味を求めるのは無理がありますし、毎日DELIPICKSでは食費が跳ね上がります。
平日の「もう作りたくない」を支えるのがワタミの宅食ダイレクト。週末の「ちょっといいものを食べたい」がDELIPICKS。そんな活用方法が、いちばん現実的だと思います。
まだ決めきれないという方は、この順番で進めてみてください。
住んでいる地域に届くかを公式サイトで確認する(沖縄・離島は要注意)
冷凍庫の空きスペースを測る(ワタミ10食で約11L、DELIPICKS10食で約6.3L)
お試しセットを1回だけ頼む。10食分の空きを作れるならワタミ、作れないならDELIPICKS
食べてみて合わなければもう一方のお試しセットを頼む
どちらのお試しセットも定期購入にはならないので、合わなければ1回きりで終われます。
\ 53%OFF+送料無料 /
5食+ご飯1食のシェフおすすめセット。定期購入の前に気軽に試せます
\ 1回限りのお試し割でおトクに始める /
お届け1回限りのお試し割で
\ おトクに始める /
お試し割は1回限りなので、解約の手続きは不要です
※お試し割を利用すると、定期購入の「継続割」は利用できません。詳細は公式サイトでご確認ください。
冷凍庫に何食分かストックしておくだけで、「今日は作らなくていい」と思える日ができて、心の余裕が生まれますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!






